検査名 正常値 疾病 症状
血圧 最大血圧140-90mmHg最小血圧90-50mmHg 高血圧,心臓病など循環器系 WHOでは,最大血圧160以上もしくは最小血圧95以上を高血圧
総コレステロール(T-Cho) 130-230mg/dl 高血圧,心臓病など循環器系 高ければ動脈硬化,低ければ心臓病が心配
HDLコレステロール(善玉) 36-73mg/dl 高血圧,心臓病など循環器系 25mg/dl以下は動脈硬化の危険域 低いと肝硬変危険域
LDLコレステロール(悪玉) 80-180mg/dl 高血圧,心臓病など循環器系 日本人の食習慣が欧米型になり250ml/dlまでは心配なしとされる
中性脂肪(トリグリセライド・TG) 40-170mg/dl 高血圧,心臓病など循環器系 150mg/dlは食生活の見直し改善が必要
β-リポタンパク(β-lipo) 250-500mg/dl 高血圧,心臓病など循環器系 動脈硬化を早期に発見できる
過酸化脂質 3.5-8.1nmol/ml(蛍光法) 高血圧,心臓病など循環器系 動脈硬化,肝臓病,糖尿病で高い値を示す
眼底検査 KW(キースワグナー分類法) 0度 動脈硬化 動脈硬化かどうかを肉眼で観察できる
心電図 心臓が収縮するとき,心筋に流れる電気記録が正常 高血圧,心臓病など循環器系 心筋拘束の予防に不可欠
GOT/GPT(血清トランスアミナーゼ) GOT=7-21 IU,0-45カルメン単位GPT=4-17 IU,0-35カルメン単位 肝臓,胆嚢の機能 急性肝炎でGOTが著しく上昇
血清ビリルビン(総ビリルビン・T-Bil) 0.1-1.2mg/dl 肝臓,胆嚢の機能 数値高ければ黄疸が出る前の肝炎や胆石が発見できる
アルカリホスファターゼ(ALP) 2.6-10K単位,90-280 IU 肝臓,胆嚢の機能 胆石や胆ガンのときに高値となる
γ-GTP(ガンマー・グルタミール・トランスペプチダーゼ) 男性3-60女性3-30 肝臓,胆嚢の機能 アルコール性肝障害のときには100%上昇する
ロイシンアミノペプチターゼ(LAP) 70-200G単位,25-51 IU 肝臓,胆嚢の機能 肝ガンか胆道閉塞で異常に上昇する
膠質反応(TTT / ZTT) TTT 0-5単位, ZTT 2-12単位 肝臓,胆嚢の機能 肝硬変でいずれの値も上昇
血清タンパク総量(総タンパク・TP) 6.5-8.2g/dl 肝臓,胆嚢の機能 肝臓病やタンパク尿で低値になる
血清タンパク量,クンケル試験 12単位以下 肝・膵臓の機能 肝臓障害による血液中タンパク質アンバラにより正常値を超える
血清タンパク分画 アルブミン55-69.9% グロブリンα1=2.0-5.1%α2=6.2-12.2%β=6.1-10.2%γ=8.5-20.6% 肝臓,胆嚢の機能 タンパク質の種類ごとのグラフの形で肝臓病を判別
コリンエステラーゼ(ChE) 3.5-6.0mIU 0.81.1△pH 肝臓,胆嚢の機能 肝臓病とネフローゼを見分ける
ウロビリノゲン #NAME? 肝臓,胆嚢の機能 肝臓や胆道の異常が尿の色に出る
尿ビリルビン 陰性(-) 肝臓,胆嚢の機能 急性肝炎の経過に従って増減する
総ビリルビン 0.3-1.1mg/dl 肝臓機能 便の色の原料,健康便は黄色
HB検査(HBs抗原・抗体検査) ともに陰性(-) 肝臓や胆嚢の機能 B型肝炎を見分ける
LDH(急性乳酸脱水素酵素) 50-400ウロブレフスキ単位,140-360IU 肝臓や胆嚢の機能 初期急性肝炎や肝ガンで値は高い
RAテスト(リウマチ因子定量) 陰性(-) 肝臓や胆嚢の機能 慢性関節リウマチで陽性率80%以上
血糖(BS)/ブドウ糖負荷試験(GTT) 60-120mg/dl(空腹時) 糖尿病,膵臓病 空腹時110-140mg/dl未満なら糖尿病境界型
75gブドウ糖負荷後30分値 160mg/dl以下 糖尿病 境界型は将来糖尿病に移行はまれでない
75gブドウ糖負荷後60分値 160mg/dl以下 糖尿病 境界型は将来糖尿病に移行はまれでない
75Gブドウ糖負荷後120分値 120mg/dl以下 糖尿病 境界型は将来糖尿病に移行はまれでない
尿糖 陰性(-) 糖尿病,膵臓病 尿糖が出始める血糖値のベキ値約160mg/dl
血中インスリン(IRI) 4-25μU/ml(空腹時) 糖尿病,膵臓病 糖尿病では分泌が減じる
グリコヘモグロビン(ヘモグロビンA1c) 5-8%(総ヘモグロビン中) 糖尿病,膵臓病 過去数ケ月間の平均血糖値がわかる
血清アミラーゼ 62-218 IU 80-150単位(ソモジー法) 糖尿病,膵臓病 急性膵炎では24時間以内で急上昇(160単位を超える)
アセトン球(ケトン体) 陰性(-) 糖尿病,膵臓病 陽性なら糖尿病昏睡の危険がある
尿タンパク 定性検査=陰性(-) 定量検査=5-10mg/dl 腎臓の機能 腎臓のろ過故障で陽性になる
尿沈さ 赤血球・白血球とも1−2 / 10視野 腎臓の機能 尿の成分を顕微鏡で観察
尿素窒素(BUN・血清尿素窒素) 8-23mg/dl 腎臓の機能 腎機能低下すると血液中に増加する
クレアチニン 男性1.05-1.17女性0.9-1.05mg/dl 腎臓の機能 普通男が女より正常値高い
クレアチニン・クリアランス(CCr) 男性=70-130ml/分 女性=50-100ml/分 腎臓の機能 20ml/分なら尿毒症の危険信号
PSP試験 15分値25%以上 120分値55%以上 腎臓の機能 15分後の排泄量が25%以下なら腎臓病
フィッシュバーグ濃縮力試験(尿濃縮力) 1.022以上 腎臓の機能 腎機能低下していると低い値
尿の量 男性1500-2000ml/日 女性1000-1500ml/日 腎臓の機能 急性腎炎の初期は無尿になることもある
尿潜血 陰性(-) 腎臓の機能 僅少出血で陽性,腎炎や結石の疾病が考えられる
尿比重 1.003-1.030 腎臓の機能 低い場合は腎孟炎,尿崩症,高いと尿糖陽性
電解質(その1) ナトリウム135-150,カリウム3.5-5.3,クロール96-107,カルシゥム4.2-5.2mEq/l 腎臓の機能 血清カリウム,リン値が上昇すると腎不全
電解質(その2) リン2.0mg/dl,マグネシウム1.8-2.5mg/dl 腎臓の機能 血清カリウム,リン値が上昇すると腎不全
尿酸(UA) 男性2.8-7.6mg/dl女性2.4-5.4mg/dl 腎臓の機能 血液中に増えたら通風,腎機能障害に注意
赤血球数(RBC) 男性400-550万個/mm^3女性380-480万個/mm^3 血液の異常 350万個以下は貧血
ヘモグロピン量(血色素量・Hb) 男性13-18g / dl女性12-17g / dl 血液の異常 10g / dl以下は貧血
ヘマトクリット(Ht) 男性37-53% 女性35-47% 血液の異常 貧血をアバウトで診断
網状赤血球 3-25%(permill,パーミル) 血液の異常 貧血の予後判別,増加すれば良好
白血球数 3500-10000個/mm^3 血液の異常 虫垂炎や扁桃腺炎で2倍以上に増加する
白血球像(その1) 好中球杆状核2-3% 好中球分葉核38-58% 好酸球0-10% 血液の異常 アレルギーや寄生虫では好酸球が増加する
白血球像(その2) 好塩基球0-5% リンパ球27-47% 単球2-8% 血液の異常 アレルギーや寄生虫では好酸球が増加する
血小板数 13-35万個/mm^3 血液の異常 再生不良性貧血のときに低下する
出血時間 1-3分(デューク法) 血液の異常 8分超えたら血小板に異常がある
血餅収縮試験 40-50%(マックファーレン変法) 血液の異常 血友病では血餅が釣り鐘状になる
プロトロンビン時間(PT) 14秒未満 血液の異常 15秒超えると止血機能に異常がある
PTT/APTT PTT 50-70秒(70%以上) APTT 20-35秒(70%以上) 血液の異常 血友病を100%発見
フィブリノーゲン 130-380mg/dl 血液の異常 上昇すると血栓,低下すると出血
フィブリン分解産物(FDP) 10μg/ml未満 血液の異常 血栓症や癌の診断に不可欠の検査
血沈(赤沈・ESR) 1時間19mm/h以下2時間39mm/h以下 体内の炎症 肺炎などの炎症性疾患で高い値になる
CRP(C反応性タンパク) 陰性(-)または0.3mg以下 体内の炎症 リウマチなど炎症の早期発見に有効
スクラッチテスト,誘発試験,RAST アレルゲン滴下15-20分針刺し,推測アレルゲン投与誘発有無,免疫血清確認 アレルギー アレルギー原因物質による免疫抗体の確認
甲状腺ホルモン T4 5-13μg/dl T3 10-20ng/dl ホルモンの異常 高い値はバセドウ病,低い値は粘液水腫
基礎代謝率(BMR) ±10% 数値高いとパセドウ病,低いと粘液水腫など ホルモンの異常 甲状腺の異常は自己確認できる
副腎皮質ホルモン ミネラルコルチコイド3-14ng/dlグルココルチコイド5-15μg/d ♂200♀ホルモン150μg/dl ホルモンの異常 異常に低下するとアジソン病
副腎髄質ホルモン(その1) アドレナリン12μg以下(1日尿中排泄量) ホルモンの異常 高い値は神経細胞の腫瘍の危険がある
副腎髄質ホルモン(その2 ノルアドレナリン66μg以下 ドーバミン242μg以下 ホルモンの異常 高い値は神経細胞の腫瘍の危険がある
胃液(その1) 基礎分泌量30-100ml/時 胃液・十二指腸液 胃の働き
胃液(その2) 最大刺激最高酸度100.0±mEq/l(テトラガストリン刺激後 胃液・十二指腸液 胃の働き
胃液(その3) 最大刺激酸分泌量11.2±6.4mEq/時 胃液・十二指腸液 胃の働き
十二指腸液(A胆汁=モイレングラハト法) A胆汁20-100単位 B胆汁400-500単位以上C胆汁20-100単位 胃液・十二指腸液 胆石症や胆嚢炎が明らかになる
肺活量(%肺活量・1秒率) %肺活量80%以上 1秒率70%以上 肺機能 1秒率が70%以下なら肺気腫,気管支ゼンソク
フローボリュム曲線 カーブ一気にあがってまっすぐ下りる 肺機能 肺機能の異常
前立腺肥大症 直腸指疹,針生検異常なし,血液中のPAP量高くない 前立腺肥大症,前立腺ガン 排尿困難,医師の指疹で大きさと硬さがわかる
子宮筋腫 ガンのように転移なし 子宮筋腫 超音波断層写真で筋腫の種類と症状がわかる
卵巣嚢腫 定期的子宮内診では異常なし 卵巣嚢腫 悪性の疑いある嚢腫は直ちに手術
梅毒 感染の可能性があってから3ケ月後陰性 セックス感染症 妊娠や手術後にもトレポネーマ・パリダムの病原体の検査は不可欠
エイズ ELISA法,IFA,WBなどの検査で陰性 エイズウイルス感染症 ウイルス感染者の血液や精液からのみ感染
胃ガンX線,内視鏡 胃の粘膜にガン病変がないこと 胃粘膜,粘膜下層,筋肉層,奨膜にガン病変 胃ガンは早期に発見できれば100%治る
大腸ガン便潜血反応 陰性(-) 大腸ガン 大腸ガン初期のポリーブの発見と内視鏡的ポリペクトミーによる除去
肺ガン喀痰,胸部X線撮影,気管支造影 顕微鏡観察でガンの見られないもの 肺ガン 肺ガンは早期発見されても治癒率(5年生存率)は30%,タバコは絶対に吸わないこと
乳ガン熟練医師の触診,超音波 乳房に何のシコリもないこと 乳ガン シコリが1cm以下で,わき下のリンパ節がまだはれていない場合には90%以上治癒する
子宮ガン細胞診 子宮頚部,子宮体の粘膜にガン化部ないこと 子宮ガン 粘膜だけがガン化する0期に発見できれば,ほぼ100%治癒する
ガン(腫瘍マーカーその1) AFP(α-フェトプロティン) 10ng/ml以下 ほかの臓器からの無転移原発性肝ガン,急性肝炎,慢性肝炎,肝硬変など 原発性肝ガンにかかったスクリーニングには有効
ガン(腫瘍マーカーその2) CEA(ガン胎児性抗原) 2.5ng/ml以下(サンドイッチ法) 大腸ガン膵ガン,胆道ガン,胃ガン,肺ガン 胎児の大腸組織に存在するタンパク質が症状進行につれ濃度が上昇する
ガン(腫瘍マーカーその3) フェチリン 男性82±30ng/ml女性28±12ng/ml 貧血 肝臓,脾臓,骨髄などに広く存在する鉄貯蔵タンパクは肝ガン,急性骨髄性白血病で上昇
ガン(腫瘍マーカーその4) CA19-9 25U/ml以下 膵ガン 膵ガンに特異性あるが胆道ガン,胃ガン,大腸ガンでも陽性がみられる
ガン(腫瘍マーカーその5) TPA(組織ポリペプチド抗原) 130U/ml未満 大腸ガン,食道ガン,胆道ガンなど 主に消化器系のスクリーニング用
ガン(腫瘍マーカーその6) CA125女性40U/ml以下 卵巣ガン,子宮ガン,膵ガン,胆道ガン,肝ガン,卵巣腫瘍,子宮筋腫 特に卵巣ガンのとき高率
ガン(腫瘍マーカーその7) PAP(前立腺酸性ホスファターゼ) 3.0ng/ml未満 前立腺ガン 超音波検査などと組み合わせスクリーニング
X線 造影剤などと併用してフイルム上に濃淡コントラストが異常なきこと 胸部,胃,腹部,大腸,血管,骨など全身の臓器や組織 ごく僅かにせよX線に被曝される
CT(コンピュータ断層写真) 360度全角X線照射吸収の僅少差をコンピュータ増幅画像異常なきこと 脳,心臓,腎臓,や膵臓の腹部臓器,軟部組の異常 ごく僅かにせよX線に被曝される
MRI(磁気共鳴像) 人体に磁場をかけ体内の水素原子のふるえから異常なきこと CTと同一の組織や臓器の断層写真にとらえられる疾患 造影剤を使わずに血管内の血流の様子を鮮明にとらえ,X線被曝なし
シンチグラム 体内から外へ放出される放射線に異常なきこと RI(ラジオアイソトープ)の集まる脳神経,骨,循環器系,呼吸器系,肝臓,腎臓,甲状腺 体内から発せられる放射線で病状を知る
超音波 超音波を人体に向けて発射し,臓器や組織の反射部に異常なきこと 循環器系の細部機能 心臓の血流の様子を知るのに不可欠
便潜血反応/寄生虫卵 陰性(-) 胃・十二指腸潰瘍,出血性胃炎,胃ガン,潰瘍性大腸炎,大腸ガン 潜血反応が陽性なら大腸ガンの疑い
脳波 4種類の周波数分析 テンカン,脳深部腫瘍,頭部外傷,脳血管障害 大脳活動時の弱電電位差を頭皮脳波形を増幅させ,診断に使用
髄液 液圧や色調(無色透明),細胞数,成分変化 中枢神経異常 液圧高いと脳や脊髄の炎症の浮腫,出血,腫瘍 色や浮遊物の有無
聴覚 0-30db 難聴 メニエール病など難聴の診断に不可欠
視覚/眼圧 眼圧13-18mmHg(25mmHg以下) 緑内障 緑内障の発作時には,しばしば60mmHg前後まで上昇する
肥満度(ブローカ指数桂変法) [身長(cm)-100] x 0.9が±10% 心臓肥大=心臓病,高血圧,動脈硬化,糖尿病,脂肪肝,通風など 標準体重20%増は成人病の危険域20%以下も胃腸障害や内分泌の調査必要
血液型 A,B,O,AB分類法の他,Rh式,MN式,P式 輸血 輸血時ABO式とRh式交差適合試験の血液型判定は不可欠